日本人怖い

ウクライナにロシアが侵攻して2週間が過ぎようとしている。

ロシアの攻撃は一般市民を巻き込みさらに激化し正気の沙汰とは思えない

ウクライナ原発への攻撃・制圧、停戦・人道回廊の大切な国家間の会談の最中でも攻撃の手を止めない。世界を挑発するように児童施設への攻撃と完全に常軌を逸している。

対抗するアメリカ・ヨーロッパ諸国をはじめとする反戦を訴える国々は経済制裁でその手を止めようとする。

微妙なバランスで成り立っている核抑止の世界で、戦力をもって制圧することの無益さを理性ある諸国の代表はぐっと我慢の時を過ごしていることだろう。

 

とはいえ、真っ先に被害を受けるのはいつも民間人。戦中にあるウクライナでは死傷者が出る直接的に生活を脅かされ、生命の危険にさらされている。日本を含め支援する諸国もロシアに対し、輸出入が停止され、金融制裁と称し、銀行口座の凍結。さらに、クレジットカードのロシア国内での利用を停止するも、直接被害を受けるのは経済的に追い詰められる民間人であり、原油輸入の減少により、燃料の高騰による物価の高騰に生活を圧迫される民間人。

 

長引く戦闘だけでなく、国内での反戦運動の激化にウクライナを攻める一方、国内の正義を拘束するために動く軍隊。狂気にいかれたロシアの親方がいつ核のボタンを押すとも限らない。

その瞬間、全ては人の手を離れて、自動的に迎撃ミサイルが世界各国から一点をめがけて自動制御で発射される。続いて核ミサイルが飛び交う。ドローンがセンサーで敵を判断し、無人で攻撃を仕掛ける時代なのだ。地球の地形が変わり暗雲が世界中を取り巻く。

そんなん明日を、未来を恐れて暮らしている私はバカなんだろうか。

 

どんなことが世界で起きようと、明日の朝にはいつもと変わらぬ出勤の風景がまっている。日本の理性ある社会人は世界で何が起きようと、会社が存在すればそこに集まる習性をもった生き物もらしい。

 

雨にも負けず、花粉にも負けず。異常気象の大雪や夏の猛暑にも負けない気持ちを持ち、コロナウイルスや飛び交うミサイルも気にしない、そんなサラリーマンに私はなりたくない。