今年の春は早く過ぎ、すでに初夏の陽気になっている。

田んぼの水が入るのも少し早いのか、カエルの声が聞こえ始めている。

土の中で干からびならが春を待つカエルたちもやっと水を得ることができ

一斉に目を覚ます。

 

自然というのは不思議なもので、先日始めてうぐいすの声を聞いた。

どんなに暑くても、繁殖期を間違えることは無い。

人間のように、カレンダーや時計があるわけではないのに、自然とそうなる。

 

人間は寒ければ厚着をし、暑ければ薄着になる。

動物たちは自分の体毛で温度調節できる。

突然暑くなったりすると、まだ準備途中で冬毛のままの動物はとまどうだろう。

 

今の12ヶ月カレンダーより、昔の二十四節気のほうが自然を感じやすい。

つい先日「穀雨」を過ぎた。人に取っては不快な梅雨も自然にとっては恵みの雨となる。

芽吹く季節に雨が降り、生き物に活力を与える。

chatGPT使用禁止!?

chatGPTの使用を禁止している企業が日本には多くある?

また、ニュースではchatGPTの開発を中止する署名運動が起きている?

などど、最近話題のchatGPTだが、日本ではマイナス意見が多いのだろうか。

反面、海外では異常なもりあがりを見せているという業界関連ニュースも同時に流れてくる。

なぜ、海外と日本ではこれほど温度差があるのだろうか。

日本人は批判やマイナス面だけを取り上げすぎる傾向がるようだ。

chatGPTを否定する意見には以下のような理由があるようだ

・企業機密を入力されてる学習されライバル企業に知られてしまう

・情報にうそや誤りが含まれる

・武器や兵器の製造法が入手できてしまう

・人間の仕事を奪われる

もともと江戸時代以前から脈々と流れる鎖国文化のせいだろか、新しいものをに対する評価がマイナスばかりだ。

そもそも、企業機密といえば、先行的な考え方や製造法など、他では知りうることのできない情報ではないだろうか。それをchatGPTに何をキーワードとして知りたいのだろうか。他社ですでに同様の開発を進めている企業があるのか?とか周知の事実としてみなが知っているのだろうか?とか、AIに聞きたいのだろうか。そもそも、教えられたことしかAIは知らない。企業機密にしても、内容をAIに教えなければ、それを回答することはできない。何を恐れているのだろうか。

AIの回答が100%正しいと盲信しているのだろうか。誤りがあって当然で、それを前提にうまく利用する方法を考えるのが人間では無いだろうか。これは、「仕事を奪われる」と危惧するのとにている。AIに取って代わられてしまうような恐ろしく単純な仕事を人間はしているのだろうか。

 

chatGPTを使ってみた

今なんとなく話題になっているAIチャット「chatGPT」

今までの自動応答と何が違うのか、使ってみました。

これ系のサービスはgoogle・YAHOOまたMicrosoftが一歩先んじてサービスを開始するのかとおもいきや、openAIという会社がサービスを開始したことがなんとなく違いを感じました。Webサービスでよく知られている組織が始めたのではなく、私としては初めて聞く組織がサービスを開始したことにただならぬものを感じました。

アカウントさえ作れば、無料で利用できる点は、知名度を上げるためでしょうか。

電話番号を登録し、SMSでログインコードを格好するのは実態のあるアカウントを守るために必要なのでしょうが、アカウントと電話番号が結び付けられることは他のサービスを違い、AIというサービスを提供する会社へ

 

以前にMicrosoftがAIチャットサービスをしていたことがありますが、かなり雰囲気が違い、プロトタイプではなく、すごく真面目に取り組み、リリースした感があります。

 

日本語の文書をしっかり形態素解析をし、何を問われているのかしっかり要点を抑えた回答が送られてきます。

ある事柄についてのデータベースも充実しているようで、既知のことを聞いてみると(自然言語で)しっかりした答えを返してくれ、よち知識を広げてくれます。

 

さて、ではその正確性はどの程度でしょうか。悲しいかな、私程度の凡人の知識では、答えが的確で正確である判断ができません。

「正確性」はAIが使い物になるか、ならないか大きな判断基準です。しかしながら、その正確性を保証する技術は今はありません。

AIが人間に取って代わるには、その正確性を身につける必要があります。

もっとも人間自体も誤った知識をいかにも正しいことのように記憶している場合がままあります。完全無欠は人間でもかなり難しい境地です。それを、いかにもAIは万能かのようい驚異に思うことはなにのかもしれません。

人間は理解できないものを恐怖に感じることが多いようです。霊の世界が代表でしょうか。信じる・信じないは個々の生い立ちや感じ方で様々です。それと同じでAIのような自分では理解できないものが恐怖となって襲いかかっているようにも思えます。

また、AIの弱点として、誤った知識を意図的に学習させられたAIがいかにも真実を語っているように利用された時でしょう。

AIは誰かが知識を学習させる必要があります。

今後も更に正確性を増し、AIは色々な分野で活躍することが期待され、また、それが現実となってきています。

 

悪用されることの無いことを願って、今後私達のアシスタントとして活躍してくれることを祈ります。

 

今日は「小寒」

今日は小寒。「寒の入り」とも言われ、いよいよ本格的に寒くなるぞということになります。

小寒二十四節気(春夏秋冬をそれぞれ6つに分けて1年を24の節目とした「冬」の5番目の節目となります。

明日からは信濃国分寺で500年以上の歴史を持つ「八日堂縁日」が行われます。

蘇民将来府という八角推の護符が有名です。これは除災招福のお守りとして飾る風習があります。

地元では八日堂縁日が始まるといよいよ寒くなると言われ、真冬の訪れを告げる行事ともなっています。

縁日は7日夜から8日にかかて夜中も屋台が出て参詣する人も絶えません。

 

いよいよ寒くなっていくわけですが、冬至(明るい時間が一番短い日)を過ぎてから寒さが本格的になるというのも何だか変な感じで、日光を浴びる時間が長ければ暖かくなるようにも感じますが、地軸の傾きから日が長くなっても太陽から遠ざかるせいでしょうか。

 

空気も乾燥し、インフルエンザが増える季節ともなりますが、ここ2年ほどはコロナの警戒からインフルエンザが劇的に少なかったのは皮肉です。

今年は行動制限もなく、自由な冬を満でき、ウインタースポーツが好きな人は待ちに待った年でしょう。また、寒い時期の温泉は格別なもので、雪の中の露天風呂はこれで風情があり私は大好きです。寒いのに露天風呂なんて日本人は本当に変な人種だとしみじみ感じます。

 

 

#小寒 #寒の入り

今年は「みずのとう」です

みなさん、ことしは何どしですか?と伺うと、ほとんどの日本人は「うさぎ」と答えられることと思います。

では今年のえとは?と伺うと、おそらくほとんどの人は「うさぎ」と答えると思います。

でも「ね・うし・とら・う・・・」の十二支と干支(えと)は違うものです。

十二支は「ね・うし・とら・う・・・」でお馴染みの、十二種類の動物をその年にあてた順番で、今年は「うさぎ」です。

干支とはなんでしょう?

これは十干という「こう・おつ・へい・てい・・・」と続く十種類の陰陽五行の並びになります。昔の通知表の成績順で甲(こう)が一番成績がよく、順に乙・丙・丁と続くあれを思い出せば(知っている人のほうがすくないか)わかりつ思います。

この十干と十二支を組み合わせた60年で一周する暦を「干支」と言います。

それで今年は「癸卯(みずのとう)」とないり、一番成績(十干に例えて)が下のうさぎさんの歳となります。

十干は繰り返しますので、みずのとは順位こと一番最後ですが、その10種類の輪で次に繋げる大切な節目と考えることもできます。

周期の最後をしめくくる兎となり、思い切り飛躍し新たなことに挑戦するには良い年と考えることもできます。

 

みなさんも、一つの締めくくりの年として、そして、来年に向けて1段も2段も跳ねるとしになるといいですね。

 

おまけ

十二支はお釈迦様が1月1日に私のもとに集まるようにとおふれを出し、それに従った動物達がお釈迦様の下に集まった順番という逸話があります。

ではなぜ、あんなに小さな鼠が一番になれたのでしょう。それは、牛の背中に乗った鼠がお釈迦様の前で牛からピョンと降りて一番になった。という話があります。また、十二支に人間に近い「猫」がいないわけは、猫は鼠に嘘をつかれ、お釈迦様のもとに集まる日を間違えてしまったため、十二支に入れなかったという話がります。それから、猫は鼠を目の敵にして今でも追い回しているというお話。

何だか、ねずみってひきょうに感じますね。

 

2023年

新年を迎える12月31日

毎年大晦日は何か毎日とは違う思いで過ごす。

自然と時間が過ぎて、日付が変わることに毎日と違いはないのだが、何か違う。

回りの人たちも何かソワソワした感じに見える。テレビでは年末年始の特別番組が放送され、より一層特別感をあおる。

 

しかしならが、明るい話題は少ない。

コロナ第8波は収まるところか、増加傾向に代わりは無い。それどころか、12月27日には死亡者数が初めて400人を超える事態となっている。それにも関わらす、行動制限は緩和され5類への見直しさえ行われている。

保健所の業務逼迫は、公費による医療費負担が限界に来ているだけで何ら改善方向に向かっているのではなく、効果的な治療法が見つかっているわけではない。

失業者数は11月時点で前年より28万人増加している。

世界に目を向ければロシアのウクライナ侵攻も停戦に向かっての大きな動きはなく、北朝鮮の日本に向けての短距離・長距離ミサイルの発射実験は日に日に増加している。

 

そんな情勢にも関わらず、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ではないが、目を背けるように皆明るい。新しい年には全て変わるかのように浮かれ、騒ぐ。

ただ日付が変わるだけで何も変わらないのに。

 

さて、そんな暗い気持ちで迎えた2023年は私にとってどんな年になるだろう。経済の低迷による生活必需品の相次ぐ値上げに家計を考えるのが第一で、コロナや失業者、ましてや世界情勢など真剣に目を向けている場合ではない。私一人が何を叫んでも何も変わらない。給料が増えるわけでもなく、年老いていくばかりである。

 

今年こそは。

毎年同じことを思う。

 

 

恐怖のFWi-Fiアクセスポイント

だいぶ以前の話だが、ふと思い出した。

 

当時システム開発を担当した、とある納品先現場での出来事。

システムは無事納品され、その後しばらくは順調に稼働していた。

商品のピッキングシステムでピッキングカードに大型バッテリーを搭載してノートPCを利用してシステムを運用していた。

当然、ノートPCにプログラムは無線LAN経由でサーバから受注状況・ピッキング状況をリアルタムで更新し、常に担当者は受注の古いものから受注された商品を棚に取りに行く。棚から取り出した商品のバーコードを読み取って「受注された商品か」をチェックし、リアルタイムに在庫を変動させる。

 

そんなシステムの正式運用を開始して数ヶ月のある日、無線LANが時々切れてしまい、ピッキングしたはずが、やり直しになってしまうというのだ。さして広くは無いフロアで無線LANの電波が届かないはずが無い。また商品棚は部屋の2面を埋めた形でしゃへい物も無い。

無線LANの電波状況をチェックするソフトウェアを使い、しばらく現場で電波状況を確認することになった。

すると、夕方頃になると、やたらアクセスポイントが増えることがわかった。隣接した建物のフロアや上下階のフロアに設置されたアクセスポイントが次々に検知されたのだ。おそらく、フロアにいる人が減って電波の到達距離が長くなったことによる混線では無いかと予想した。

それまで窓際に置いたアプセスポイントの設置位置をできる限り隣接する建物から離れた場所に設置し、フロアの電波強度が一定になるように調整した。

そして、そんな事故もしばらく無く、ほっとしていた矢先。以前と同様に突然無線LANが切れると言うのだ。

原因がわからず、とりあえず電場強度が強く、速度の出る最新モデルのWi-Fiに交換し様子を見てもらうことにした。

それからも時々無線LANとの接続が切れるという報告をもらい頭を抱えた。

原因がわからない。改善策が見つからない。

しばらくは無線LANが切れるタイミングの報告をしてもらうことで原因の糸口を探ることにした。

すると、無線LANが切れるのはお昼頃に集中していることがわかった。しかし、昼頃という時間帯で何がわかるというのだ。

無線LANの問題では無く、ネットワーク自体がどこかで切れるのではないかいと、LAN機器を全て交換し、配線も全てはり直した。

しかし、あいからわず12:00から14:00の間、頻繁に「無線LAN」が切れる。隣の部屋で受注入力をしている端末では何ら障害は起きない。

半年以上現場通いが続く。

Wi-Fiアクセスポイントを交換。位置の調整。時間は昼時。皆が見守る中、テストを実施する。何も起きない。の繰り返しである。

 

改めて、入り口からピッキングを行う倉庫。受注入力を行うフロアをネットワーク機器の状況を見ながら歩き回る。

受注入力を行う端末が並んだ机の一番奥。倉庫と薄いパーテーションで仕切られた端にあるものを発見した。

何だこれは!

責任者に聞いてみる「これ、使ってます?」

同然のように答える「使ってるわよ」スタッフ全員女性である。

「お弁当とかチンします?」

「みんなしてるわよ。何のために置いてあると思ってるの」

 

その後、部屋の反対側。倉庫のアクセスポイントから一番遠い位置に鎮座し、彼女達に暖かいお昼ご飯を提供している。

 

本気でお祓いまで考えていた私はエンジニア失格である。